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Blog des "Pas de Nom"
ACミランのアンドレア・ピルロをのんびり応援しています。競馬、F1、フィギュアスケートなどの観戦記録も。
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Gazzetta dello Sportを見ていたらポリスマンとガーデナーのシュー兄さんがいるじゃありませんか。
これはFIATのScudoという商用バンのCM。この車体、FIATとプジョー、シトロエンが共同開発、この1月発売の新車です。イタリア警察のポリスカーにも採用されているとか。それでポリスマンなのか。

Shumi_Scudo

フェラーリの新車F2007もお披露目されました、年々不思議な形になっていくのですね、とってもくねくねしております。ところでこのF2007、どうやっても「顔」に見えてしまってしょうがないんですが。
Ferrari F2007
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2回目のタイヤ交換が終わった次の周回だったでしょうか、さあこれからというときにシューミのエンジンは白煙をあげスローダウン、そしてその横を通り抜けていくアロンソ。

チャンピオンシップが99%決定した瞬間でした。

ピットに帰った来たシューミ、昨日と同じ悟りきった顔してました。そんな顔しなくても、ミカのようにどこかでうずくまって泣いてもいいよ?って思うんですが、彼は涙を流すほど若くもないのだな、とも思う。

序盤はやばやとアロンソとのギャップを広げていったシューミだけど、あの素晴らしい予選タイムからすれば、シューミのタイムは爆発的なものではなかったような気がする。マッサは最初のピットストップをパンクのせいで予定よりも3周早めにイン、これでハイドフェルドの前に出ることができなかった。フェラーリとしては痛恨のミス。昨日迄の流れは完全にフェラーリだったのに、これで運気が逃げていったとしか思えない。

ポディウムはアロンソ、マッサ、フィジケラ。フィジコも年を取ったな、と思って見ていると、なんとフィジコが泣いている、え?なんかあったん、誰か死んだの?と思っていたら、嫌な予感は的中。親友を亡くして、とプレカンで語っていた。

シューミがタイトルを取るためにはブラジルGPでシューミ優勝アロンソ0ポイントが絶対条件。多分無理よな・・・と遠い目になっていますが、シューミがやけを起こさず突撃とかせず無事走ってくれれば、チャンピオン取れなくてもオールオッケー、多分今は大丈夫、あの悟った顔のシューミなら。

追記;Gazzetta記事「自分のチャンピオンシップはお終い、ブラジルではコンストラクターズタイトルのために最大限の努力をする、これ以上話す事はないよ」テレビの取材に対してイタリア語で答えたそうです。

もう、お疲れさまとというしか、言葉がないです・・・
最後はマッサにポールを譲ったシューマッハーですが、解説によると作戦の違いでガソリンの積載量がシューミ>マッサだったためだろうとの事。とにかくQ2で出したタイムが素晴らしく、精神的にも安定してるんだなと思う。予選終了後プレカンでもとても穏やかな表情に見えたし、こんな悟りの境地でレースに臨むなんてシューミも大人になったものです。
アロンソにしてみれば、チャンピオンシップの正念場が鈴鹿だった事〜トヨタが速かったのは鈴鹿で「とにかくよい所を見せたい」ということ〜が随分裏目にでてしまい、またイライラしてるんではないでしょうか。
ブリヂストンタイヤがハーフウエットの路面とベストマッチ、途中アロンソの不運があったとはいえ、ここぞという所で力強い勝ち方はM・シューマッハーならでは。2回めのタイヤ交換直後のパフォーマンス〜セクタ−3?の最速ラップ&ピットアウトしてきたフィジケラを力ずくでパス〜は素晴らしかった。パルクフェルメのガッツポーズも凄く気合いはいってました。
こういうレースを見せられると、まだまだやれるじゃん、とか思うのですがね。フェラーリにも色々あるのでしょう。
来年こういう正念場でキミ・ライコネンも同じようなパフォーマンスをみせてくれるかどうか、大変楽しみにしております。
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